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熱中症大警戒~発火しそうな暑さの中で~


 

こんにちは。気が付いたら毎年夏はものすごい暑さです。私の子供のころは30度超えるとフーフー言って夏バテしていたものですが、今は35度を平気で超えてきますね。室内でも、冷房をかけていても身の危険を感じるほど高温です。
日課のウォーキングも日が昇る前にしないと、直射日光で気分が悪くなってしまう季節になりました。
さて、コロナと熱中症のダブルパンチで、あちらを立てればこちらが立たない状況になってきています。
密を避けられる場所では積極的にマスクを外して、体温を下げましょう。また、お互いのために、大声で話すことは極力控えましょう。
当院でも、梅雨明け前までは換気第一でしたが、いまは冷却と換気を同等に重視して対策しております。また、院内での飲料水の提供は感染防止の観点からウォーターサーバーはおいておりません。お手数ですがスタッフに水が必要であることをお伝えください。患者さんごとに個別に冷えたお水をお渡ししております。ご面倒ですがよろしくお願いします。

今日は熱中症のお話をしようと思います。
先日より、院内の壁掲示も熱中症に集中したものに変えております。ご来院された方はごらんになってください。
さて、熱中症への対策としては
#1 のどが渇いてなくても水分を取ること
#2 だるい 疲れた 汗が止まらない 食欲がないなど 何らかの症状があるときは早めに補液を行う(点滴や経口補水剤をもちいる)
#3 体液の保持を目的とした薬剤(漢方薬)を普段から服用する
などが あげられると思います。
熱中症の代表的な症状としては段階的に
1) めまい ほてり
2) 筋肉痛 筋肉のけいれん
などから始まり
3) 発汗の異常
4) 全身倦怠感 吐き気など
の全身症状が発症し
5) 意識障害
が最終的な段階の症状になります。

1)2)の段階では涼しいところに移動し、十分にからだを冷やして、塩分を含んだ水分をしっかりとる必要があります。


しかし、3)以上になると医療機関での治療が必要になってきますので、とにかくためらわず受診してください。一度の治療でもなかなか元に戻らないことも多いですので、軽く考えずに症状が出た場合はしっかり日にちをかけて治療しましょう。

熱中症予防としては
塩分の入った液体(経口補水剤 OS-1などが望ましい)を常に携帯して、少しづつ飲むことが標準的だとおもいます。
しかし私は、漢方にであってからもう少し違うものを追加提案させていただいています。


漢方薬には清暑益気湯といって、夏バテなどの解消に用いる薬剤があります。この薬剤は生津効果(体内の水分を保持する)があり、その効果を利用して熱中症予防として以前からよく処方させて頂いておりました。こちらは、熱中症になってからではなく、普段から服用されるのがよいと思います。
また、病院に来院される症状を伴う場合は清熱、生津効果のある白虎加人参湯も有効です。
高齢者や子供さんの場合、成人より体温調節機能が低い場合が多いので、より厳重に注意する必要があると思います。


信じられない酷暑の中でも賢く過ごして、熱中症にもコロナにも負けずに夏を乗り切りましょう。

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