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AGA治療

Androgenetic Alopecia

AGA治療

AGAの典型的な3つの症状と特徴

AGAの最大の特徴は、薄毛・脱毛が一時的ではなく、進行性であることです。
一度頭髪が薄くなり始めそのまま放っておくと、毛が抜け続けます。

AGAの典型的な3つの症状は下記の通りです。

  • U字型脱毛
  • M字型脱毛
  • O型脱毛

U字型脱毛

U字型脱毛

日本人を含むアジア人で一番多いパターンの症状と言われています。

M字型脱毛

M字型脱毛

上図のように、最終的に頭頂部まで脱毛してしまいます。

O型脱毛

O型脱毛

「O型脱毛」とは、頭頂部から薄毛が拡大していく症状です。
頭頂部がO型つまり円形にはげ上がるので、この名前で呼ばれています。
アジア人の場合は、U字型の次にこのO型脱毛が多いようです。
M字型とO型の混合タイプもあります。

薄毛症状の7大原因は?

薄毛症状の原因は下記に大別されます。

  1. 男性ホルモンDHTによる
  2. 遺伝による
  3. ストレスによる
  4. 食習慣の乱れ
  5. 睡眠不足
  6. 紫外線
  7. パーマなどの外的要因

男性ホルモンDHTによる

AGAによる薄毛症状は、DHT「ジヒドロテストステロン」が主な原因と言われています。
DHTは男性ホルモンの一つです。
DHTが多すぎて、または働きすぎて、発毛サイクルが乱れることでAGAを発症させることが分かっています。
この発毛サイクルを保つには、男性ホルモンをコントロールする投薬治療を行います。

遺伝による

遺伝はAGAの直接的原因ではありません。
しかし、AGAになりやすい体質は遺伝に左右されることはわかっています。
AGAの原因となる男性ホルモンDHT「ジヒドロテストステロン」は、5αリダクターゼという酵素によって生成されます。
5αリダクターゼの活性度は遺伝で引き継がれるようです。
また、毛根側でDHT「ジヒドロテストステロン」を受け入れる男性ホルモンレセプターの働き方も遺伝によって左右されることが分かってきています。

ストレスによる

ストレスはAGAの直接的原因ではありません。
しかし、ストレスも薄毛を引き起こす原因の一つと言われています。
ストレスはホルモンバランスや自律神経の乱れを生じさせるからです。
そして、ストレスによる一時的な薄毛が引き金となってAGAを引き起こすことは多いです。

食習慣の乱れ

食習慣の乱れもAGAの直接的原因ではありませんが、発毛や髪の成長に悪影響を与えるようです。
栄養バランスの悪い食事により、髪に届けるべきタンパク質や亜鉛などのミネラルが不足します。
糖分や油分を取り過ぎると、皮脂の過剰分泌による毛穴の詰まりにつながります。
食習慣の乱れにより頭皮の血行が悪化し、AGA症状を引き起こすリスクも高まるでしょう。
そのため栄養バランスの良い食事を、1日3回しっかり摂るようにしましょう。

睡眠不足

睡眠不足もAGAの直接的原因ではありませんが、発毛や髪の成長に悪影響を与えます。
発毛や髪の成長にとって、睡眠はとても大切だからです。
睡眠時間が短くなる場合、細胞の修復に必要な時間が与えられません。
結果として、頭皮環境を悪化させ薄毛や抜け毛へとつながることでしょう。
ぜひ、髪には修復に必要な時間をしっかりと与えてください。

紫外線

紫外線もAGAの直接的原因ではありませんが、発毛や髪の成長に悪影響を与えます。
頭皮・毛髪は顔の2倍以上の紫外線を浴びると言われています。
特に真皮にまで影響を与える紫外線もあります。

パーマなどの外的要因

上記の他にも、頭皮環境の悪化を招く外的要因があります。

  • 喫煙
  • 刺激の強いパーマやカラー
  • ワックスなどの整髪料や刺激の強い石油系のシャンプー

AGAになる仕組み

AGAの発症により薄毛が進行する仕組みをご説明します。

  1. テストステロンと5α-リラグダーゼが結合
    テストステロンは、重要な男性ホルモンの一種です。
    5αリダクターゼは皮脂腺や毛乳頭細胞に存在し、テストステロンの働きを強める酵素です。
    この両者の結合で、より強力な男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)が生成されます。
  2. DHTが男性ホルモンレセプターと結合
    男性ホルモンレセプターとは、髪の生え際や頭頂部の毛乳頭細胞です。
    DHTが男性ホルモンレセプターに取り込まれると、脱毛因子TGF-βが発信されます。
  3. 脱毛因子となるTGF-βが大量に発生
    TGF-βとはタンパク質の一種で、細胞の増殖や分化を抑え、細胞の働きをコントロールする役割があります。
    しかし大量に発生すると、髪の毛を成長期から退行期へ移行させます。
  4. 髪が抜ける
     

効果的な薄毛対策7

  1. ケラチンの合成を促す食事
  2. 年齢に適した睡眠時間
  3. 1日1回アミノ酸系シャンプー
  4. ストレス原因を突き止めて解消
  5. 下半身を重点的に筋力トレーニング
  6. 冬でも日傘を使用
  7. 薄毛の相談

ただし、もしあなたの薄毛がAGAであれば薄毛は確実に進行していきます。

ケラチンの合成を促す食事

健康的な毛髪を保つには栄養バランスのよい食生活がとても重要になります。
タンパク質・ビタミン・ミネラルの三大栄養素をバランス良く摂取することが重要です。

年齢に適した睡眠時間

質の良い睡眠は成長ホルモンの分泌を促し、発毛サイクルを整えてくれます。
睡眠時間は8時間が良いと言われていますが、たくさん睡眠をとれば健康になれるとは限りません。
年齢に適した睡眠時間を確保して、就寝時間を決めるようにしましょう。
寝つきをよくするために、お風呂に入って体を温めてからベッドに入るとより睡眠の質を高めることができるでしょう。

1日1回アミノ酸系シャンプー

頭皮環境を悪化させる要因の1つに間違ったシャンプーが挙げられます。
洗浄力が強い合成界面活性剤を含んだシャンプーを使用することで、汚れと一緒に頭皮に最低限必要な皮脂も洗い流してしまう危険性があります。
皮脂は雑菌から頭皮を守ってくれる役割があり、保湿効果もあります。
洗髪をする際は、頭皮に与える刺激が少ない天然由来成分が含まれている「アミノ酸シャンプー」の使用をおすすめします。

ストレス原因を突き止めて解消

ストレスは薄毛を発症する要因になる可能性があります。
ストレス発散をする前に、ストレスの原因を突き止める必要があります。
また悩みを相談する相手も重要になります。

下半身を重点的に筋力トレーニング

頭皮環境を改善するためには基礎代謝を上げる必要があります。
筋力トレーニングは基礎代謝を上げる効果があり、効果的なホームケアといえるでしょう。
デスクワークが多い人は、猫背にならないように姿勢よく椅子に座ると、体幹を鍛えることができます。
筋肉の量が多い下半身を重点的に鍛えると、効果的に代謝を上げることができます。

冬でも日傘を使用

紫外線は頭皮に炎症を起こす原因となります。
紫外線の量が一番多い季節は夏ですが、冬でも正午の時間帯には強い紫外線が地表に降りそそいでいます。
夏だけではなく冬にも頭皮を守る紫外線対策が必要です。
正午過ぎに外出する際は、冬でも日傘を使用するとよいでしょう。
ジョギングをする人は、紫外線対策として通気性のよい帽子をかぶることをおすすめします。

薄毛の相談

薄毛の悩みは、専門家に相談することが一番の近道です。
もし進行性のAGAだった場合は、どれだけ早くホルモン治療を始めるかが症状改善結果を大きく左右します。
薄毛症状で悩んだら、迷わず相談してください。

AGA治療の費用と通院回数

多くの方は、クリニックを訪れるのに恐怖や不安を感じるようです。
事前に必要な費用や通院回数、通院して何をするかを知っていれば気軽に来院できるでしょう。
AGA治療薬の効果だけでなく、考えられるデメリットなどリスクもきちんと説明します。
AGA治療は一度始めても、途中で治療を完全にやめてしまうのが最も無駄です。投薬治療を一時やめる場合でも頭皮の状態を保ち、治療再開に備えましょう。

費用相場

AGA治療の費用は、月額15,000〜30,000円が相場です。
年間にすると180,000円〜360,000円になります。

当院でのAGA薬剤処方費用

  • ザガーロ 30日分 10,000円(税込)
  • プロペシア 28日分 8,000円(税込)

いずれの薬剤も肝機能障害を起こす可能性があります。
初回に採血による肝機能検査を行います。以降は定期的に検査をしながら服用します(薬代とは別に検査費用が必要です。保険可)。

通院回数・期間

もっとも一般的なAGA多剤処方の場合、症状が軽い方は通院3回程度で済む場合があります。
3カ月に1回の通院で完治する患者さんもいます。
薄毛症状が重い方は10回以上の通院が必要な場合もあります。
通院回数は薄毛の状態により異なる場合があります。

AGA以外の原因 6つの脱毛症

AGA(男性型脱毛症)だと自分で思っていても、実は別の原因で薄毛になっているケースがあります。
それぞれで対応法が異なるので、早めに相談してみてください。
AGAと勘違いして治療を始めたのに、実はAGAじゃなく後悔している事例もよく見られます。
AGAが原因でない脱毛症は以下の通りです。

壮年性脱毛症
40~50代で発症する進行型の脱毛症です。
AGAの中で40代~50代を対象にするのが壮年性脱毛症に当たります。
円形脱毛症
性別や年齢にかかわらず発症する突発性の脱毛症です。
小さな円形状に髪の毛が抜け落ちます。
過度のストレスや免疫疾患が原因と考えられています。
牽引性脱毛症
比較的女性に多い症状です。
髪の毛をゴムやシュシュ等で縛った際に毛根に負担がかかり、その負荷が原因で脱毛します。
毎日きつく髪の毛を縛っている方は注意が必要です。
粃糠ひこう性脱毛症
毛穴がフケによりふさがれ、毛根が正常な発毛活動ができずに脱毛する症状です。
頭皮に炎症を起こすケースもあります。
自分の体質に合わないヘアケアが原因になっている場合もあるので注意しましょう。
脂漏性脱毛症
頭皮に皮脂が異常に分泌され毛穴を塞いでしまうことが原因です。
頭皮に炎症を起こし、脱毛につながることがあります。
特に夏場は毛穴に雑菌などが繁殖しやすいので、常に毛穴を清潔に保つことが重要です。
脱毛癖(トリコチロマニア)
精神的ストレスで、自分で自分の髪の毛を抜いてしまう病気です。
主に幼少期に起こりやすいと言われています。
大人になっても改善されず、それがストレスになり無意識に自分の髪の毛を抜いてしまうようです。
びまん性脱毛症
抜け毛が増えて髪全体がまばらに薄くなる薄毛症状のことです。
最近では女性の脱毛症(FAGA)を指す言葉として使われることが多くなってきました。